17日に沖縄市民会館大ホールで開幕したバレエ「ジゼル」全幕公演には、国内外で活躍するダンサーをはじめ沖縄タイムス芸術選賞洋舞部門歴代受賞者、オーディションを経た若手らが出演。県内の研究所が横断的に協力して舞台を作り上げた。

息の合った群舞を披露するジゼル・第2幕~夜の森~の出演者たち=17日、沖縄市民会館(下地広也撮影)

 ヒロインのジゼルを取り巻く多くの出演者が全幕にわたって脇を固め、悲しい中にも温かみのある作品に仕上がった。

 村娘を演じた松島中2年の上原美来紗(ちゅらさ)さん(14)は「緊張したけど好きなバレエを楽しめた。憧れの先輩を間近で見られてうれしかった」と笑顔を見せた。

 演出と改訂振り付けを担当した公演実行委員会の南條喜久子副委員長は終演後、出演者の手を取り「最高だったよ」と激励。「ダンサーの情熱が伝わった。この勢いで最終日を迎えたい」と抱負を話した。