中心商店街地域の店舗が専門の知識などをレクチャーする第2回那覇まちゼミ(主催・那覇まちゼミの会)が12日から始まっている。13日には今回初参加の外間製菓所の外間有里さん(26)が沖縄伝統菓子と、菓子が関わる沖縄の伝統行事について紹介した。

色鮮やかな伝統菓子「コーグヮーシ」

色鮮やかなコーグヮーシを紹介する外間有里さん

色鮮やかなコーグヮーシを紹介する外間有里さん(右から2人目)=13日、那覇市牧志・外間製菓所

色鮮やかな伝統菓子「コーグヮーシ」 色鮮やかなコーグヮーシを紹介する外間有里さん 色鮮やかなコーグヮーシを紹介する外間有里さん(右から2人目)=13日、那覇市牧志・外間製菓所

 外間さんはことし1月に、創業65年の同製菓所の3代目として事業継承することを決意。営業や広報を担当しながら、今回は初めてまちゼミにも参加した。

 講座では生年祝い(トゥシビー)などの伝統行事を紹介し、法事の盛り菓子(ムィグヮーシ)で供えるくんぺんや花ボールの伝来や材料、製法などを説明した。

 らくがんの一種で、蒸して乾燥させたもち米に砂糖や水あめをこね、型抜きして作る「コーグヮーシ」は縁起物の鶴や亀、タイの形をした実物を披露。受講者たちは店独自の鮮やかな色付けに驚き、作り方や値段などの質問が相次いだ。

 外間さんは「お客さんも世代交代が進んでいて、行事やお菓子の意味が分からない人もいる。まちゼミ以外にも、発信する機会をつくっていきたい」と意気込んだ。

 受講生の一人、津田雄祐さん(41)は「伝統菓子の種類などを学べた」と満足げ。自身ものうれんプラザにあるフルーツとサンドのお店「ラ クンチーナ」の店主でまちゼミに初挑戦中。「自分では当たり前の知識でも、知らない人に教えることの面白さを知ることができた。のうれんプラザ外の事業所との付き合いのきっかけにもなっている」と話した。

 同会事務局の萩原雄三さんは「店主が連携し、講座のレベルも上がっている。多くの方に受講を通して店のファンになってほしい」と期待した。今回のまちゼミは20店舗が26講座を開く。12月9日まで。受講無料。問い合わせは萩原さん、電話090(1879)7956。