経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で日本が順位を大きく持ち直したのは、文部科学省が最近10年ほどで取り組んだ学力向上対策が実を結んだと言える。しかし、欧米に比べて依然として学習意欲が低いことが示されており、課題が解決したとは言えない。