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辺野古回帰「外務省の虚偽文書に引きずられた」 鳩山元首相が説明

2018年11月23日 06:53

 鳩山由紀夫元首相は22日、沖縄県庁で記者会見し、普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」と公言しながら、2010年の首相在任中に「名護市辺野古移設」へ回帰した理由の一つになった外務省の極秘指定文書について「虚偽」と指摘し、「この文書がなければもっと執拗に最低でも県外を追及していたと思う」と述べ、結論が変わっていた可能性を示唆した。

玉城デニー知事(右)の激励に訪れた鳩山由紀夫元首相=22日、県庁

 鳩山氏は外務省から提示された文書の「極秘」のはんこと、外務省作成の別の文書のはんこを鑑定したところ「間違いなく同一だった。科学的にもそれ(虚偽であること)が事実と思う」との認識を示した。

 この文書では、当時鳩山氏の念頭にあった「徳之島移設」が困難な理由を明記。航空部隊を訓練場のある沖縄本島から65カイリ(約120キロ)以内に置く必要があるとして約192キロ離れた徳之島案を拒否した。65カイリは米軍の基準で「それを超える例は世界的にない」と説明している。

 一方、米軍は「そのようなマニュアルは存在しない」と否定し、外務省の「極秘文書の管理簿」にもこの文書が記載されていないという。

 鳩山氏は「地域住民の反対などから(県外移設は)きついと理解しながら諦めずにいる中、完全にアウトと判定したのがこの文書だった」と辺野古移設に回帰する判断、結論に影響を受けたと認めた。

 鳩山氏は会見前に玉城デニー知事と会談し、「新しい基地は絶対に造らせないという意志を最後まで貫き勝利していただきたい」と激励した。

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