まだ1年あるとみるか。もう1年しかないとみるか。私たちが使うパソコンの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」で、仕様変更や安全対策などをしてくれる製造元のマイクロソフト(MS)のサポートが2020年1月14日で終わる

▼それがどうした、と思う方がいるかもしれないが、大きな変わり目らしい。サポートなしで使い続けると、ウイルス侵入で個人情報が漏れたり、詐欺被害に遭ったりする恐れがあるから侮れない

▼不正なプログラムを仕込まれ、知らない間に自分自身が犯罪の加害者になる危険も。かつて個人の“腕試し”の傾向が強かったサイバー攻撃は組織化・高度化している

▼経済界では、新型OS「ウィンドウズ10」への移行に着手した大企業が95%なのに対し、中小企業はサポート終了の認知度が5割程度。社内のパソコン更新は結構な投資だけに早めの準備が欠かせない

▼「10」は追加のウイルス対策ソフトがなくても安全性を保てるのが売り。4年以上たったパソコンは故障率の高さや起動時間の遅さで経済損失は年35万円との試算もあるから、買い替えがよりお得ということか

▼かくいう私もMS担当者から説明を聞くまでサポート終了を知らなかった。恥ずかしながらデジタル情報に疎い身。まずは次の休日に量販店でパソコン巡りをしてみようか。(西江昭吾)