【中部】米軍普天間飛行場への相次ぐ外来機飛来による騒音被害を受け、宜野湾市の松川正則市長は22日、嘉手納町の沖縄防衛局に中嶋浩一郎局長を訪ね、米軍に外来機飛来禁止を強く申し入れるよう抗議・要請した。

中嶋浩一郎沖縄防衛局長(右)に抗議・要請文を手渡す松川正則宜野湾市長=22日、嘉手納町の同局

(資料写真)普天間飛行場

中嶋浩一郎沖縄防衛局長(右)に抗議・要請文を手渡す松川正則宜野湾市長=22日、嘉手納町の同局 (資料写真)普天間飛行場

 今月7、8、15、19、20、21日に、KC135空中給油機や大型長距離輸送機C17グローブマスター、FA18戦闘攻撃機など外来機の飛来が続いている。離着陸やタッチ・アンド・ゴーなどの訓練を実施し、上大謝名区の117・4デシベルをはじめ市内で激しい騒音が記録された。

 防衛局の調査では、ことし4~10月の普天間の外来機離着陸や上空通過の回数は537回。滑走路の補修工事中で固定翼機が飛来しなかった昨年同時期に比べ、約6倍増となった。

 松川市長は「負担軽減を求める中でさらなる負担は容認できず、極めて遺憾。依然として夜間騒音もあり、騒音規制措置の順守も含め、米軍に強く申し入れてほしい」と要請。中嶋局長は「外来機の飛来禁止は常々求めている。従来通り申し入れていく」と答えた。

 市が求めている米軍との実務者レベルの協議の場について、中嶋局長から「実現のめどがついている」との報告があった。