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熱狂に火をつける FC琉球の背中を押し続けた、ダンスチーム「琉球ボンバーズ」

2018年11月24日 05:00

 サッカーJ3で優勝と来季のJ2昇格を決めたFC琉球。スタジアムで選手やサポーター、ファンを盛り上げるのはクラブの公式ダンスチーム「琉球ボンバーズ」だ。2006年のJFL(日本フットボールリーグ)参入に合わせて誕生。当初は女性のチアダンスチームだったが現在は小中高の子どもたち約30人が観客の熱狂に火をつけて、選手たちの背中を押している。(運動部・新垣亮)

ハーフタイムに登場し、観客を盛り上げる琉球ボンバーズとFC琉球公式マスコットのジンベーニョ=23日、沖縄市・タピック県総ひやごんスタジアム(下地広也撮影)

琉球ボンバーズを指導する吉田邦彦さん

ハーフタイムに登場し、観客を盛り上げる琉球ボンバーズとFC琉球公式マスコットのジンベーニョ=23日、沖縄市・タピック県総ひやごんスタジアム(下地広也撮影) 琉球ボンバーズを指導する吉田邦彦さん

ホーム無敗・J2昇格の力に

 現在のボンバーズのメンバーは、那覇市首里末吉町にあるダンススタジオ「BEAT jAM」でダンスを習う子どもたちだ。

 ボンバーズがFC琉球に関わるようになったのはJFL参入の06年までさかのぼる。プロスポーツ会場でのエンターテインメントに興味を抱いていた代表の吉田邦彦さん(52)とテレビ局関係者との縁がきっかけで、ホーム戦でダンスを披露することになった。吉田さんは台湾の芸能界でビビアン・スーさんの振付などをしてきた経歴がある。

 FC琉球はJ3参入以降、一時は観客がホーム戦で500人台だったこともある。今季はこれまで平均3千人を超えており、ボンバーズも来場者の「おもてなし」に一役買っている。

 吉田さんは「結成当初はJ3は無くJ2目指して応援してきた。今では子どもたちの心の成長にもつながっている。12年でここまで到達できた」と感慨深げ。メンバーの上間妃立さん(石嶺小3年)は「ダンスの時は緊張を顔に出さずに笑顔を心掛けている」と“プロ意識”も高く、「FC琉球が強くなってうれしい。応援してきて良かった」と笑った。

 ボンバーズとは別に芸能活動をしているリーダーのhinanoさん(17)は「自分たちのパフォーマンスを見せる場があり感謝している。ボンバーズの活動で礼儀や人との接し方なども学べている」と話す。

 23日のホーム最終戦では4562人が集まり、今季負けなしの記録を打ち立てたFC琉球。ボンバーズもこの日は特別に、下部組織の子どもたちも合わせて約150人でとびきりの笑顔のダンスを見せた。

 

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