沖縄県地域保健課は26日、性行為などで感染する梅毒の患者が今年に入って増加し、21日時点で67人(男性58人、女性9人)に上ったと発表した。感染症法が施行された1999年以降で最多だった2017年の43人を大きく上回っている。推定感染経路は異性間の接触が37人で最も多く、次いで男性同性間の性的接触が20人だった。

HIVの感染防止を呼び掛けた世界エイズデー(資料写真)

 また、21日時点の新規のHIV感染者は13人で、エイズ患者は6人となっている。新規報告者のうち男性が17人で女性が2人。推定感染経路は男性同性間の性的接触が11人で最も多く、次いで異性間の性的接触が6人、その他・不明が2人だった。厚生労働省によると、2017年の人口10万人当たりの報告数で、沖縄はHIV感染者で東京に次いで全国2位、エイズ患者は東京、大阪に次いで全国3位の多さだった。

 同課は、感染に不安のある方は検査を受けるよう呼び掛けている。医療機関のほか、保健所では無料・匿名の検査を実施している。

 各保健所では12月1日の「世界エイズデー」前後に無料・匿名の即日検査を拡充する。各保健所とも予約が必要で時間や期間が異なる。問い合わせは各保健所。