沖縄美ら海水族館(本部町)は28日、世界で初めてジャイアントマンタ(和名オニイトマキエイ)の飼育と展示に成功したことを公表し、来館者への解説を始めた。「黒潮の海」大水槽を悠々と泳ぐ巨体に、歓声が上がった。

水槽内でジンベエザメなどと泳ぐジャイアントマンタ=28日、本部町・沖縄美ら島水族館

 ジャイアントマンタは世界最大のエイで、体の幅は先に飼育しているナンヨウマンタより約1メートル大きい約4・6メートル。午前9時半、最初の解説を担当した解説員の馬場友理香さん(31)は「世界の水族館でここでしか見られません」と胸を張った。

 15日に本部町沖合のいけすから水槽に運ばれたが、健康状態を見守るため公表を控えていた。馬場さんは「この日を心待ちにしていた。お客さまにようやく伝えることができてうれしい」と笑った。

 奈良県から夫と訪れた橋本陽子さん(65)は「顔がかわいくて曲線もきれい。長生きしてほしいですね」。三重県の稲垣陽介さん(32)は「世界唯一の公開に立ち会えて運が良かった」と喜んだ。

 館内ショップではこの日、ジャイアントマンタのぬいぐるみやTシャツなどオリジナル商品も発売。目玉生物の一つとしてPRしていく。

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