那覇市内の小学生サッカーチームの40代男性指導者が、所属選手の少年2人の頭を蹴ってけがを負わせたとして、県警に傷害容疑で書類送検されていたことが28日までに、関係者への取材で分かった。また、本島南部の別のチームでも60代男性監督が選手を平手打ちする事案があったことも分かった。県サッカー協会が調査している。

 関係者によると、那覇市の事件については10月ごろ、県サッカー協会に報告があった。チームは約1カ月間、活動を自粛したという。

 市教育委員会は、同チームがグラウンドを利用していた学校側から連絡を受けてトラブルを把握。学校が児童や保護者、監督に聞き取りをして、事実確認した。市教委の担当者は「学校や教委としても運動や部活動の適切なあり方を指導していきたい」と述べ、指導者研修でも指導方法の確認などを徹底する考えを示した。

 また、本島南部の別の小学生サッカーチームでも9月ごろ、男性監督が選手のほおを平手で打った。

 この監督は本紙の取材に「選手が自分の指導通りにプレーしていなかった。気合を入れるつもりで暴力の認識はなかったが、たたいたことは軽率だった」と話した。県サッカー協会が、監督らに事情を聴くなどして調査を進めている。