米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた国の埋め立て申請をめぐり、県は約9カ月間、訴訟を見据えた慎重な審査を進めてきた。仲井真弘多知事は27日に承認したが、公有水面埋立法が定める1~4号の承認基準に適合と判断した理由への言及はわずかで、県民への説明責任が十分果たされたとは言い難い。