沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て土砂を搬出する市安和の琉球セメント桟橋入り口付近に設置されていた「カミソリ刃付き鉄条網」が4日夜、撤去された。理由は不明。

 伊波洋一参院議員が鉄条網の設置について、写真入りで3日にツイッターでつぶやいたところ、「リツイート」2682件(4日午後8時現在)とともに、「子供が触ったりしたら大けがだ」「国家権力が国民に刃を向ける」などのコメントが殺到した。

 防衛省の西田安範整備計画局長は4日の参院外交防衛委員会で伊波氏に対し、「土地所有者である琉球セメント社が設置したと認識している」と述べた。

 沖縄防衛局が警備のために要請したかどうかについては、「必要に応じ警備を求めることは一般論としてあろうかと思うが、個別の点については警備の関係なので控える」と明らかにしなかった。

 県によると鉄条網が設置された場所は民有地だが、歩道に近く、県北部土木事務所が3日、琉球セメントに対し安全性への懸念を伝えた。