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  • 浦添西海岸に建設中の「サンエーパルコシティ」は80店が沖縄初進出
  • 6階建てで1~3階が売り場。駐車場3800台。3000人の雇用創出に期待
  • 売り上げの2割は外国人観光客を見込み、化粧品売り場も広く取った

 サンエー(宜野湾市、上地哲誠社長)とパルコ(東京都、牧山浩三社長)は4日、浦添西海岸に開業準備を進める商業施設の名称を「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY(パルコシティ)」と発表した。店舗数約250店のうち、約80店舗が県内初進出。県内最大級の商業施設として、有名ファッションブランドや人気飲食店、県内最多スクリーンを備えた映画館などが出店する。地元客から国内外の観光客まで、幅広い層の誘客を狙う。

「パルコシティ」の完成イメージ図(提供)

「パルコシティ」の名称を発表した(左から)サンエーパルコの上地社長、サンエーの上地社長、パルコの牧山社長、溝口岳執行役=4日、ザ・ナハテラス

サンエーPARCO CITYに出店する主な店舗

「パルコシティ」の完成イメージ図(提供) 「パルコシティ」の名称を発表した(左から)サンエーパルコの上地社長、サンエーの上地社長、パルコの牧山社長、溝口岳執行役=4日、ザ・ナハテラス サンエーPARCO CITYに出店する主な店舗

海外客も狙う

 パルコシティは地上6階建て。1~3階が売り場で、店舗面積は約6万平方メートル。駐車台数約3800台のうち、約2800台分の屋内駐車場を備える。施設内のテナントも含めて、全体で約3千人の雇用創出が期待される。両社で設立したサンエーパルコ(上地文勝社長)が運営する。

 「幸せの共感 ここから未来へ」をコンセプトに据えた。ロゴはサンエーとパルコに共通するAを赤字で強調。互いの強みを生かしながら、新たなランドマークとなるようにという思いを込めた。

 テナントには、県内初出店の店舗を積極的に誘致。ファッションブランドZARAやトミージーンズなど、有名ブランドが名を連ねる。飲食店ではラーメンの一風堂、スイスのチョコレートブランド、リンツによるショコラカフェ、天ぷら専門店の博多天ぷらたかおなどが出店する。

 売り上げの約2割は外国人観光客の取り込みを目指す。伝統工芸品を取りそろえた沖縄ゾーンなどを設置。1階化粧品コーナーを那覇メインプレイスの約2倍に拡大し、取り扱いブランドも増やす。マツモトキヨシ、エディオン、東急ハンズも1階に配置し、短時間で回れるようにした。

 サンエーの上地社長は「立地が良く、全島を商圏にしていきたい。テナントや社員が働きやすい環境づくりも進める。お客さま、社員、テナント企業と幸せを共感していきたい」。牧山社長は「開店後は地元の方々にも喜んでもらえると確信している。今後もいろいろな形でサンエーと協力していきたい」と語った。