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デニー知事が批判「県民に不誠実」 辺野古新基地へ 国が土砂積み込み再開

2018年12月6日 05:33

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は5日、県の行政指導を受け停止していた名護市安和の琉球セメントの桟橋を使用した埋め立て土砂の搬出作業を再開した。琉球セメントが県から求められていた桟橋設置の工事完了を届け出たことを理由に再開し、14日に予定する土砂投入への準備を急いでいる。一方で、県は届け出の内容を確認する立ち入り検査を実施していないため、検査までの作業停止を行政指導する考えだ。 

作業船への土砂の積み込みが再開した琉球セメントの安和桟橋=5日午後3時5分

琉球セメントの桟橋周辺の見取り図

作業船への土砂の積み込みが再開した琉球セメントの安和桟橋=5日午後3時5分 琉球セメントの桟橋周辺の見取り図

 玉城デニー知事は5日、県庁で会見し「あまりにも手続きを一方的に解釈した乱暴なやり方だ。(14日の投入)ありきで進める姿勢は県民に不誠実に見える」と政府の対応を批判した。

 安和桟橋では3日午前に県公共用財産管理規則に定められた桟橋設置の工事完了届がないままの作業が確認され、県は届け出と立ち入り検査が実施されるまで桟橋の使用を停止するよう指導。琉球セメントは3日午後に県北部土木事務所に書類を届け出た。県は引き続き立ち入り検査を求めていた。

 県によると5日に琉球セメント職員が北部土木事務所を訪れ「完了届を提出したので作業は開始できると認識している」と述べ、午後3時すぎに土砂を作業船に積み込む作業が再開された。

 岩屋毅防衛相は5日、防衛省で会見し「完了届けを県に提出し、県の行政指導の指摘は解消された」と述べた。

 県は桟橋の敷地に1千平方メートル以上にわたって土砂を積み置かれていることを受け、赤土等流出防止条例に基づき事業行為届けを提出する必要があることも指導していた。

 岩屋防衛相は「条例における『土地の区画、形質の変更』に当たらないと考え、県と確認中。今日の段階では(積んでいた土砂とは別に)採石場から直接、土砂を桟橋に搬入した」と説明した。

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