正月を彩るしめ縄作りがピークを迎えている。石垣市大川の社会福祉法人若夏会の多機能型事業所「八重山育成園」(東金城逹三施設長)では、利用者らが丹精込めて作ったしめ縄を11月29日に初出荷。今年は2600個の出荷が目標で「楽しくいい正月を」との願いを込める。

完成したしめ縄を一つ一つ丁寧に袋詰めする利用者ら=石垣市大川・八重山育成園

 作業療法の一環で40年以上前から実施。20~85歳の利用者約40人と職員で毎年1月から装飾品の準備に取り掛かる。6月から市内の農家が提供する稲わらを集め、9月ごろから縄の編み込み作業を開始。10月から飾り付けしている。

 本体の縄編みに約10年間携わる與儀永明さん(60)は「今年もうまくできている。楽しくてすてきな正月がいいよね」と笑顔を見せた。

 しめ縄は縦90センチ横80センチの「特大」から縦50センチ横30センチの「小」まで4サイズ。市内の量販店などで購入できるほか、個別受注で本島などへも郵送可能。問い合わせは同園、電話0980(82)2090。