沖縄県南城市佐敷の県営住宅の一室で住人女性=当時88=が凶器で頭を殴られ殺害された事件で、沖縄県警与那原署は6日、殺人容疑で被害女性の親族の女(34)を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして女の認否を明らかにしていない。動機などを慎重に調べている。

遺体が発見された一室を調べる捜査員ら(南城市、9月26日午後)

 逮捕容疑は今年9月22日午後3時50分から同月25日午後6時20分ごろまでの間、室内で被害女性を殺害した疑い。

 事件は9月25日午後6時半ごろ、「新聞が何日分かとられていない」と被害女性の知人から119番通報があり、室内を調べたところ発覚。事件から数日たち、遺体の腐敗が進んでいた。

 県警は翌26日に遺体を司法解剖し、DNA鑑定で身元を特定、発表していた。死因は頭に強い力が加わったことによる脳損壊だった。

 現場の県営住宅は5階建て。被害者は1人暮らしで、発見時、玄関と部屋に通じる掃き出し窓の2カ所は施錠されていなかったという。