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保育園への米軍ヘリ部品落下から1年 調査は事故直後のみ 父母ら政府に要請へ

2018年12月7日 07:41

 【宜野湾】昨年12月に宜野湾市野嵩の緑ヶ丘保育園(神谷武宏園長)の園舎に米軍CH53E大型輸送ヘリの部品が落下した事故で、在沖海兵隊は取材に「部品が園で発見された後に同様の部品を普天間所属の航空機で数えたが不足はない」と回答し、事故直後の部品点検のみで調査を終了したことが分かった。7日で事故から1年。海兵隊は「地元の調査に協力している」としているが、県警は米軍機からの落下物と特定できず、捜査を進められていない。

宜野湾市の保育園で見つかった米軍ヘリの部品

宜野湾市の保育園で見つかった米軍ヘリの部品

 園上空の米軍機飛行禁止を求めて活動を続けるために園の父母らで結成した「チーム緑ヶ丘1207」のメンバーと神谷園長は7、8の両日、2度目の東京行動を実施する。内閣官房、外務、防衛、警察庁の担当者に米軍機が変わらずに飛び交う現状を訴え、事故の原因究明や再発防止、飛行禁止を改めて要請する。

 普天間飛行場には先月から固定翼の外来機が頻繁に飛来。神谷園長は「むしろひどくなっている。沖縄の基地問題は島の問題となり、日本の問題として考えられていない」と訴えた。

 事故は昨年12月7日午前10時20分ごろ、保育園の園舎に米軍ヘリの部品が落下した。飛行中の機体から落下したとみられるが、米軍は否定。落下地点の約50センチ先は園庭で子どもたちが遊んでいた。

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