安倍政権が昨年12月に閣議決定した防衛大綱は、尖閣諸島をめぐる中国との対立長期化を想定し、南西地域の防衛体制強化を打ち出した。  航空自衛隊那覇基地への戦闘機部隊増設や早期警戒機の飛行隊の新設のほか、与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備も明記した。