空手道の全日本選手権最終日は9日、東京・日本武道館で行われ、男子個人形で世界王者の喜友名諒(28)=劉衛流龍鳳会=が7連覇を達成した。喜友名は1回戦から決勝までの全4戦を5-0で完全勝利。杉野拓海(北信越地区)との決勝はアーナンで制した。
2018年を締めくくる大会を完勝で制した喜友名は「世界の誰よりも稽古している自信がある」と胸を張る。2020年の東京オリンピック出場と金メダルに向けて、「全て優勝して突っ走っていきたい」とさらなる飛躍を期した。
喜友名は今年、11月の世界選手権で3連覇を果たし、団体とともに2冠を達成した。そのほか、プレミアリーグの年間王者にも輝いた。