沖縄タイムスふるさと元気応援企画「久米島町 観光・物産と芸能フェア」は9日、大盛況のうちに幕を閉じた。7日からの3日間を通じて約7900人が来場し、久米島紬(つむぎ)や車エビ、泡盛など島の特産物を買い求め、「球美の島」の魅力を満喫した。

さまざまな色やデザインの久米島紬が披露され、会場を沸かせた=9日午後、那覇市久茂地・タイムスホール

 最終日は芸能と久米島紬のファッションショーを開催。国の重要無形文化財、久米島紬の着物を着たモデルたちが泥染めや草木染によるベージュやクリーム色など淡い上品な色合いの着物の魅力を披露したほか、「かりゆしウエア」や振り袖などに新たにデザインされたものも脚光を浴び、観客を楽しませた。

 久米島から3日連続で来場しフェアを堪能した儀間啓子さん(64)は「糸から手作業で入念に作り上げられたものなので、品の良さを感じた。沖縄の誇りとしてもっとPRしてもいい」と喜んだ。

 特産品売り場は最終日も大勢の買い物客でにぎわった。初めて出展した久米島商工会女性部の無農薬野菜も大人気。モヤシを購入した提坂倫美さん(36)=沖縄市=は「久米島出身の友だちから、無農薬で臭くないモヤシを販売していると聞いたので、買えてよかった」と満足げに話した。