1歳9カ月だった長男に十分な食事を与えず死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた岩手県北上市、元会社員高舘拳被告(25)は10日、盛岡地裁(中島経太裁判長)の裁判員裁判初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は「被告は妻と別居し、唯一の保護者だったのに長男を自宅に残して知人と遊んでいた。長男が亡くなる2日前からは一切食事を与えなかった」と明らかにした。弁護側は「実家で長男の面倒を見てもらっていたが、『妻は何をしているのか』と問い詰められ連れて行かなくなった。子育てに疲れていた」と述べた。(共同通信)