【ウォード麗奈通信員】ロンドン沖縄三線会主催の「おきなわデー2018」がこのほど、ロンドン東部にあるスピタルフィールズで開かれた。今年は沖縄からのゲストを迎え、より一層沖縄色が濃いイベントになり、たくさんの来場者でごった返した。おきなわデーは今年で10年目。

 三線会の演奏に合わせ、沖縄から参加した儀間南さんによる「かぎやで風」で開幕。沖縄空手・古武道の演武、三線会による沖縄民謡、エイサー、琉舞も披露された。ロンドン在住の女性ウクレレグループ「音音」の演奏で平川美香さん(那覇市出身)らがフラを踊ったほか、琉球古典音楽野村流保存会の生演奏に合わせた琉球茶道ぶくぶく茶の茶会も催された。

 パリ三線クラブの5人による「宮古島のクイチャー」では、会場の子どもから大人まで輪になって楽しんだ。

 宮古島で三線や家具などを製作・販売する「宮古木工芸」代表の与儀昌樹さんのブースでは、三線や小物の展示販売、修理・メンテナンスのサービスを提供。4丁の三線が売れた。与儀さんは「三線の弾き方や作り方、材料についての質問が非常に多かった。『今度三線を買うときは宮古島に行って、ぜひ良い三線をあなたから買いたい』との声もあった」と手応えを語る。

 飲食ブースではラフテー丼、タコライス、サーターアンダギー、カチューユー、クファジューシー、沖縄ぜんざい、沖縄そばなどが売られ、ロンドンっ子も沖縄の味に舌鼓を打った。また、神村酒造から泡盛、「生地のスーパーしゃりま」から紅型柄の法被5着の提供があった。

 英国沖縄県人会副会長の新垣興一さん(沖縄市出身)は「三線会の全員が週末や仕事の合間を使って、たくさんの時間と情熱を注ぎ、10周年の記念日にふさわしいイベントになった」と喜んだ。フィナーレでは「唐船ドーイ」に合わせて会場が一体となってカチャーシーを踊り、大盛況で幕を閉じた。

(写図説明)フィナーレのカチャーシー。会場一体となって盛り上がった=ロンドン東部・スピタルフィールズ