東日本大震災から7年を経ても、文学がその出来事を正面から描くことは難しい。母を亡くした被災者の少女を描き、芥川賞候補にも選ばれた小説「美しい顔」が猛批判を浴びた。作者の北条裕子が被災者の手記やノンフィクションを参照しながら、参考文献として明示しなかったことが問題視され、議論を呼んだ。