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「誤って発射」 名護の「流弾」、米軍のものと認める

2018年12月13日 07:31

 名護市数久田の米軍キャンプ・シュワブ実弾射撃場「レンジ10」に隣接する農作業小屋で今年6月に見つかった銃弾について、米軍は12日、「米軍のものだった」と文書で県警に回答した。銃弾が発見された日には同射撃場で訓練があり、米側は「誤って発射された可能性がある」と答えているという。

銃弾が当たり割れたとみられる農作業小屋の窓ガラス=6月22日、名護市数久田

 捜査関係者によると、県警が事件直後から求めている同種の弾の提供はまだない。県警は銃弾が訓練中の流弾だったとみて、捜査を進めていく方針。

 事件が発覚したのは6月21日。小屋の窓ガラスが割れ、貫通したとみられる銃弾が発見された。県警は翌日、米軍立ち会いの下で実況見分を実施した。銃弾は長さ約5センチ、直径約1・3センチ。

 県警が回収した銃弾の鑑定では、弾に付いた「線条痕」などから発射後の銃弾と判明。事件から約1カ月後、県警は米軍の協力を得て同射撃場内を立ち入り調査し、発射位置や銃弾を飛ばす方角などについて米軍の捜査機関から聞き取りした。

 日米地位協定は米軍の公務中の事故の第1次裁判権を米側とし、日本側の捜査は米軍の同意を必要とする。実弾演習の流弾と判明した場合、公務中と判断する可能性がある。

 県議会は7月、原因の徹底究明を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。

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