那覇空港ビルディング(那覇市、兼島規社長)は12日、国内線と国際線の両ターミナルを結ぶ「際内連結ターミナル」を整備し、2019年3月18日から運用を始めると発表した。格安航空会社(LCC)2社が現在の貨物ターミナルから移転入居し、チェックインカウンターも増設、利用客の利便性を高める。国際線CIQ(税関・入国管理・検疫)施設も20年夏を目標に拡張する。

際内連結ターミナルで国内線と国際線ターミナルがつながった那覇空港のイメージ図=(那覇空港ビルディング提供)

 新ターミナルは、5階建てで、延べ床面積は約3万9千平方メートル。空港利用客の増加に対応するため、国際線ターミナルのチェックインカウンターを現在の20ブースから60に増設する。

 貨物ターミナルで搭乗受け付けをしているピーチ・アビエーションとバニラ・エアを利用する場合、専用シャトルバスなどの登録車両に乗る必要があり、利用者から「不便」との指摘があった。両社が移転することで、利便性が改善する。

 商業スペースには県内外の土産品や飲食の35店が入居する予定だ。県内の工芸品や新たな土産品などを展示販売するサービスコーナーを2区画設ける。

 来年の全面運用を前に今月18日から、2階の国内線搭乗待合室の先行利用を始める。

 兼島社長は「20年の第2滑走路の運用開始に向けターミナル機能を強化し、お客さまが利用しやすい空港を目指したい」と話した。