移転のため休館していた沖縄県立図書館が15日午後2時、那覇市泉崎の複合施設「カフーナ旭橋」にリニューアルオープンする。座席数は旧館の2倍の528席で、収蔵できる本も216万冊と大幅にアップ。県民に親しまれてきた沖縄の「知の拠点」が大きく生まれ変わる。
同館は9月に完成したカフーナ旭橋A街区の3階から6階(一般利用は5階まで)にある。3階はエントランスと子どもたちが本に親しむエリア。4階は一般図書を中心としたフロアで、13万冊の本と300の座席がある。5階は郷土資料フロアになっており、同館が収集に力を注いできた沖縄関係資料が閲覧できる。
同じ施設には那覇バスターミナルがあり、沖縄都市モノレール旭橋駅にも直結しているため、車がなくても行きやすくなった。「OPA」などの商業施設も入居しており、カフェでコーヒーを飲みながら借りた本を読む、そんな休日も楽しめそうだ。
住所:那覇市泉崎1-20-1 カフーナ旭橋A街区
開館時間:午前9時~午後8時
休館日:火曜日・年末年始・特別整理期間(年20日程度)