犯罪加害者家族の支援に取り組むNPO法人ワールドオープンハートが16日、仙台市でシンポジウムを開き、世間の中傷などで精神的に追い込まれがちな家族を支えることで、加害者の更生や出所後の再犯防止につなげる取り組みの大切さを話し合った。

 NPO法人ワールドオープンハートが開いた、犯罪加害者家族の支援に関するシンポジウム。左は阿部恭子理事長=16日午後、仙台市

 NPOの阿部恭子理事長が2008年からの相談活動を紹介。約1300件の相談者の9割が「自殺を考えた」と回答するなど精神的に追い詰められているほか、転居や転職の相談も多いという。

 加害者家族の支援は、今年11月に山形県弁護士会が相談活動を始めるなど、広がりつつある。(共同通信)