【宮古島】宮古工業高校ボクシング部3年で、昨年の東京国体少年フライ級5位の比嘉大吾=写真右=は20日、白井・具志堅スポーツジム(東京)からプロデビューすることを発表した。同校で会見した比嘉は「県出身プロボクサーとして、世界チャンピオンを目指したい」と力を込めた。同席した具志堅用高会長=同左=も「5年以内に世界へ挑戦してほしい」と期待を込めた。
比嘉は「昨秋の国体終了後に具志堅会長から電話を頂き、プロ入りを決めた。会長のようなチャンピオンになりたい」と語った。
一定の戦績を持つアマチュア選手はプロ資格を自動的に取得できるため、卒業後に日本ボクシングコミッションへ申請する。早ければ6月にもプロデビュー戦に臨む予定。
比嘉は浦添市出身。宮古工でボクシングを始め、3年間の戦績は44戦35勝9敗。昨年12月の県高校選手権ではバンタム級で優勝し、最優秀選手に選ばれた。