沖縄タイムス+プラス ニュース

参院選に波乱? 現職・糸数慶子氏に党内からまさかの「勇退」勧告

2018年12月20日 13:14

 来年夏の参院選に社大党前委員長で現職の糸数慶子氏(71)が出馬する意向を固めた。一般的には現職の意向が重視されるのが通例だが、社大党内を中心に「世代交代」を求める声も根強く、若手擁立を模索する動きもある。社大は年内の候補者決定を目指して作業を加速させており、議論の行方に注目が集まっている。(政経部・大野享恭)

糸数慶子氏

比嘉京子氏

平良識子

糸数慶子氏 比嘉京子氏 平良識子

厳しい評価

 「もう3期務めた。勇退してはどうか」。17日、那覇市内にある社大党事務所で、委員長の大城一馬県議が糸数氏に迫った。党の6項目の選考基準が書かれた紙に目を落とした糸数氏はじっと聞き入り、面会は10分程度で終わった。

 社大党内や県政与党の一部からは「党の活動をしていない」「国会活動が低調」など糸数氏を厳しく評価し、今期限りで引退すべきだとの声がある。党内や支持者からは、いずれも社大党の比嘉京子県議(68)や平良識子那覇市議(39)らを擁立し、刷新を図るべきだとの意見も広がる。

選挙に強い

 一方、3期務めた参院議員としての評価のほか、2007年は37万6千票、13年は29万4千票を集めた選挙の強さから、糸数氏への期待感も強い。

 同じ参院選比例代表に仲村未央県議(46)の擁立を決めた社民党からは「他党の選考に口を挟むつもりはない」と前置きしつつ、「知名度の高い糸数氏とセット戦術を組みたいのが本音だ」(社民関係者)との声も漏れる。

議論の行方

 糸数氏の後援会は20日に会合を開き、糸数氏の4選出馬の方針を決める構えだ。これを受け、糸数氏側は週内にも社大党へ立候補の意思を伝えるとみられ、党は執行委員会を開き、候補者選考の議論を進める。

 党内からは「一つ一つ手続きを進めている最中に報道が先行すれば混乱を招く」と戸惑いの声が上がる。ただ、県政与党幹部は一般論とした上で「現職が出ると言った以上、止められないのではないか」と語り、議論を見守る姿勢を示した。

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS