23日午後9時ごろ、那覇市の西の上空で目撃された複数の光が、米軍の夜間訓練で使われた照明弾や米軍機である可能性が高いことが25日、分かった。近くに米軍射爆訓練場がある渡名喜島や久米島の住民らが、米軍機とみられるヘリから投下された照明弾の光を目撃し、射爆音も聞いていた。沖縄タイムス社がインターネット上にアップした「謎の光」の動画は1日で22万回以上再生され、ネットには大量のコメントや驚きの感想が寄せられた。

 渡名喜島に住む教員の真久歩さん(27)によると、23日午後6時半から、渡名喜島の西側にある出砂島射爆撃場周辺で、ヘリ1機が、かなりの高さから照明弾2個を投下。照明の下で、別の1機が射撃訓練しているような音が聞こえた。

 投下は断続的に続き、午後9時ごろに一気に8個ほど投下した後、沖縄本島方面に飛んでいった。真久さんは「人の影ができるくらいすごい明るかった。また訓練しているなと思った」と話した。24日に出砂島に米兵が上陸しているのを目撃し、米軍の訓練だったことを確信したという。

 また、久米島でも60代の男性が光を目撃。男性によると年に数回ほど同様の訓練があり、23日もヘリの音を聞いていた。「照明弾はパラシュートを付けて投下している。那覇まで100キロ離れているので、空中に浮遊しているように見えたのでは」と話した。

 24日の報道後、目撃情報が多数寄せられた。一方、ネットでは「電飾たこではないか」などの書き込みが相次いだ。中には「過去にも見たことがあるが、米軍の照明弾だろう」などと、照明弾との見方を示したコメントも多かった。

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