沖縄本島と久高島を結ぶフェリーが発着する安座真港近くにある「きんぬ玉食堂」。オーナーの金城兵栄(64)さんが地元で育てたヤギを使ったヤギ汁やそば、ジューシーなどのヤギ料理のほか、県産食材を使った膳物などのヘルシーメニューもあり、男女を問わずにぎわっている。

飼育したヤギの肉をふんだんに使ったヤギ汁。ボリュームもあり男性客に人気だ

「新鮮な食材を使った料理をお客さんに食べてほしい」と語る平安山清美さん

きんぬ玉食堂の場所

飼育したヤギの肉をふんだんに使ったヤギ汁。ボリュームもあり男性客に人気だ 「新鮮な食材を使った料理をお客さんに食べてほしい」と語る平安山清美さん きんぬ玉食堂の場所

 2年ほど前からヤギを飼育していた金城さんに地元の人から「新鮮なヤギ料理が食べられる店を出してほしい」との要望があり、ことし11月にオープンした。中でも人気は「ヤギ汁」(1500円)で、市内外から多くの男性客が訪れる。金城さん自ら煮込んだ赤身の肉は、箸でつかむと崩れるほど軟らかく、頬張ると、口いっぱいにおいしさが広がった。飼育したヤギの肉を使っていることから鮮度は抜群で「ヤギ刺し身」(千円)の注文も多いという。

 女性向けのメニューとしては、閉店した隣の店の「海日和」から引き継いだ「海日和御膳」や「海日和カレー」(各1200円)が人気。閉店後も同店の料理が食べられると知った女性客が足を運ぶ。スタッフの平安山清美さん(58)は「ヤギ料理以外にも、県産食材を中心にしたヘルシー料理もある。お客さんの多くがまた来たいと言ってくださり、期待に応えられるよう頑張りたい」と話した。

 他にも気軽に食事ができるよう、ゴーヤーや豆腐チャンプルー、沖縄そば(各600円)も提供しており、午後5時からは居酒屋としても営業する。金城さんは「お客さんに満足してもらえるよう、おいしい食事を提供し続けたい」と話した。(南部報道部・知念豊)

 【お店データ】南城市知念安座真3の1。営業時間は午前11時から午後10時。火曜定休。約50席。電話098(949)1186。