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「県民投票に参加を」宮古島市民が要求 投票まで2カ月、市長に翻意訴え

2018年12月24日 09:11

 下地敏彦宮古島市長が辺野古新基地建設の賛否を問う沖縄県民投票を実施しない方針を表明したのを受け、市民有志でつくる「県民投票実現!みゃーくの会」(奥平一夫、亀濱玲子共同代表)は23日、市平良西里のJAおきなわホールで県民投票の実施を求める市民集会を開いた。市民約200人が集まり、速やかに事務経費を支出して県民投票に参加するよう求める大会決議を採択した。25日に市に文書を提出し、翻意を訴える。

県民投票の実現を求め、ガンバロー三唱で拳を突き上げる市民集会の参加者=23日、宮古島市平良西里のJAおきなわ宮古地区本部大ホール

 県民投票は来年2月24日に行われる。

 決議文では、下地市長が市議会の反対を理由に投票への不参加を決めたことを問題視。「市民の意見は議員の意見に集約されている」との市長見解に対し、「直接民主制を否定する暴言」と指弾。「市民は下地市長や市議に自らの意思表示まで負託した覚えはなく、私たちの権利を奪う権限はない」と指摘し、県民投票への参加を「強く要求する」と訴えている。

 奥平代表は「県民投票を求めて署名した市民の思いをつぶしていいのか。これは民主主義を踏みにじる勢力との戦いだ」と市議会や市長の対応を批判した。

 亀濱代表は「県民としての権利を行使したいのに市長が勝手に奪うことがあってはならない」と語った。

 県は、市町村には事務遂行の義務があるとして、地方自治法に基づき県民投票の経費を支出するよう下地市長に勧告。12月26日までに県民投票事務の予算の取り扱いについて回答するよう市に求めている。みゃーくの会は下地市長が県民投票不参加への態度を改めない場合は住民訴訟を検討する方針だ。

県民投票の実現を求め、ガンバロー三唱で拳を突き上げる市民集会の参加者=23日、宮古島市平良西里のJAおきなわ宮古地区本部大ホール

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