【久高泰子通信員】「ジャポニスム2018」の一環としてこのほど、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で、「日本へのクリエイティブな旅」展2018が開催された。文化と料理の関係を考察すること(ガストロノミー)をテーマに、ユネスコ無形文化遺産である「和食」について地方に焦点を当てる企画。今年で3年目で毎回ユネスコで開催されている。

多くの来訪者でにぎわう沖縄ブース

 沖縄は通り口近くに10平方メートル以上の広いブースを構え、観光ガイドブックなどの資料を配布。琉球舞踊などのDVDを流し、県酒造協同組合がさまざまな泡盛を試飲として振る舞った。

 県商工労働部ものづくり振興課の仲底亮一主査は「泡盛を中心に沖縄の魅力を発信するために出展し、泡盛とリキュールの試飲提供を行った。泡盛を初めて飲むフランス人がほとんどだったが、かなり好評で、パリで購入できるか、との問いが多くあった。これを機会に、泡盛の知名度が広まってほしい」と語った。

 前々回の第8代ユネスコ事務局長で、同企画実行委員会会長の松浦晃一郎さんの開会の辞で始まり、福島の「福の島」、埼玉の「帝松」、沖縄の琉球泡盛の鏡開きがあった。

 余興で沖縄からは古流会の安谷屋政助さん(69)=糸満市出身=が弟子5人と共に、見事な空手演武を披露した。安谷屋さんは沖縄空手小林流と古武道の師範。

 同イベントには他に、関西観光本部、池坊華道会、裏千家今日庵が参加した。