コーヒー1杯の料金のうち5円を奨学金に充てる活動をする「DSみらい合同会社」代表の伊差川盛久さん(57)が、給付型奨学金の基金設立を目指し、クラウドファンディングで資金協力を募っている。

コーヒー1杯の料金のうち5円を奨学金に充てる活動をする伊差川さん=18日、道の駅かでな

コーヒー1杯の料金のうち5円を奨学金に充てる活動をする伊差川さん=18日、道の駅かでな

 伊差川さんは、前職の菓子メーカーに勤務していた頃、2006年から10年間、養護施設や子ども食堂へお菓子を届ける活動をしていた。支援先で経済状況が厳しく、進学できない子どもたちの現状を知った。

 「奨学金のほとんどに返済義務がある。子どもたちの負担をなくし、家庭の事情があっても、意欲を持って学べる環境をつくっていかなくては」と基金設立を考えた。

 コーヒーの販売とクラウドファンディングなどで集まった資金を元に、内閣府認定の公益推進協会のマイ基金を活用する。

 マイ基金は、運営手続きなどを代行してくれるため、運営費がかからない。運営期間は、資金1千万未満の場合は使い切るまで、1千万円以上の場合は銀行や国債などの運用で得た収益を奨学金に充てるため、永続的に運用される。伊差川さんは、1千万円以上を目指している。

 リターンは、支援金額に合わせ、ドリンクマシン、ドリンクパック、チョコ詰め合わせなどがある。

 伊差川さんは「リターンを活用してオフィス環境も良くしつつ、子どもたちの奨学金を一緒に応援してもらえませんか」と呼び掛けた。基金設立は、2019年1月予定。

 支援は沖縄タイムス社のサイト「LINK-U(リンクユー)」から受け付けている。目標額は360万円。締め切りは2019年1月31日。

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