英ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーさんの半生を、名曲と共に描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットを受け、沖縄でもクイーンが再び注目を集めている。県内のCDショップでは映画のサウンドトラックCDが12月の月間売り上げランキングで1位となる勢いだ。県内ではファンイベントも開かれており、クイーンブームが起きている。(社会部・比嘉桃乃)

世代を超えて人気再燃のクイーン。CDの売り上げや映画の観客動員数が伸びている=26日、那覇市久茂地・タワーレコード那覇リウボウ店

フレディ・マーキュリーさん風の衣装でイベントを楽しむ参加者=22日、那覇市内(提供)

フレディ・マーキュリーさんのお面をかぶってイベントを楽しむ参加者=22日、那覇市内(提供)

世代を超えて人気再燃のクイーン。CDの売り上げや映画の観客動員数が伸びている=26日、那覇市久茂地・タワーレコード那覇リウボウ店 フレディ・マーキュリーさん風の衣装でイベントを楽しむ参加者=22日、那覇市内(提供) フレディ・マーキュリーさんのお面をかぶってイベントを楽しむ参加者=22日、那覇市内(提供)

ハートに響く音楽 ファンイベントでなりきりフレディも

 県内で五つの映画館を運営するスターシアターズによると、11月からの公開にもかかわらず、2018年度の来場者数ランキングで現在3位に急上昇しているという。

 那覇市久茂地のタワーレコード那覇リウボウ店では、サントラCDやこれまでの歴代のアルバム、ライブ映像を収録したDVDなどクイーンの作品を集めた特別コーナーを店舗入り口付近に設けた。同店の古田真店長は「1時間に1枚のペースでクイーン関連の作品が売れている」と話す。20~50代といった幅広い年齢層が購入しており、今後もこの社会現象は続くだろうと推測した。26日、映画を5回鑑賞した上原こずえさん(56)=糸満市=は同店でサントラCDやDVDを購入した。「魅力はハートに響く音楽とフレディの人間性。これからまた北谷で6回目を見てきます」と笑顔だった。

 22日、那覇市内ではクイーンのファンイベントが開かれ、さまざまな年代の人たちがクイーンへの思いを語り合った。主催した高良レコード店の高良雅弘さん(55)は「映画を見てやってきたという20代の女性たちやフレディの格好をした人、日本公演のパンフレットを持ってきたファンもいて大盛り上がりだった」と振り返る。高良さんは「クイーンの曲は独創的で唯一無二の存在。映画をきっかけに、また多くの人の心をつかんでいる」と話した。