沖縄県は26日、1~11月の観光客が累計で909万2100人となり過去最高を更新したと発表した。ただ、目標の1千万人は達成できないことがほぼ確実となった。1千万人達成には12月に90万8千人以上の観光客が必要だが、今年90万人を超えたのは8月の103万人の1回のみ。県は麻疹(はしか)の流行や、度重なる台風襲来などで夏場の観光客数が伸びなかったことが影響したとしている。

2018年の観光客数の推移

 12月は年末年始の旅行需要があり、海外航空路線も38便増え237便となるが、クルーズ船の寄港が前年同月比11回減って13回となることから、観光客数は前年同月の71万8500人をやや上回る程度と予測している。

 11月の観光客数は前年同月比3・9%増の79万2400人で過去最高となった。国内客は4・1%(2万3600人)増の60万4100人だった。航空各社の先行割引航空券などの販売が好調だったことや、「おきなわ技能五輪・アビリンピック」で県外から多くの参加者が訪れたため。

 外国客は航空路線が前年同月より47便増の237便に増えたこともあり、3・2%(5900人)増の18万8300人だった。中国からのインセンティブ(報奨)ツアーや、韓国からの旅行客が多かった。