沖縄タイムス+プラス ニュース

「権利を奪わないで」 市民ら宜野湾市長に県民投票の実施を要請

2018年12月27日 11:10

 【宜野湾】名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を表明した松川正則宜野湾市長に対し、市民ら約30人は27日、市役所で投票実施のための予算執行の申し入れ書と公開質問状を手渡した。松川市長は「改めて回答する」と述べるにとどめた。

松川正則宜野湾市長(手前右)に申し入れ書と公開質問状を手渡す桃原功市議=27日午前、同市役所

 市民らは松川市長の登庁時に合わせ、市秘書広報課前で手交。市民からは「権利を奪わないで下さい」「お願いします」「私たちは宜野湾市民でありウチナーンチュでもある」など訴える声が次々に上がり、一時騒然となった。

 申し入れ書では、松川市長が投票事務を実施しない理由に市議会の関連予算否決を挙げていることに言及し「市民の参政権を奪う同議会決議は憲法の神髄である国民主権を根底から掘り崩すものであり、この決議自体が無効であることは明らかだ」と指摘。市長の予算執行の権限を行使し「住民の直接請求に対して誠実に真摯しんしに向き合うべきで、市長の責務を果たすときだ」と訴えている。

 公開質問状では①直接投票権を奪う市議会の決議に対しての見解②「米軍普天間飛行場の固定化につながる」との市長の危惧をもって市民の投票権利を奪う理由の一つとするのは、憲法を侵害するとの指摘への認識③普天間固定化阻止や危険性除去のため、県民投票に反対する以外の具体策は何があるか―などを問うている。

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム
24時間 1週間
24時間 1週間

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS