年の瀬迫る29日、沖縄県内の市場などでは大みそかや正月の買い物で訪れる多くの人でにぎわった。仮設市場への移転を控え、現施設で最後の年末を迎えた那覇市の第一牧志公設市場は、豚肉やかまぼこ、昆布などを買い求める大勢の買い物客の姿があった。

年末年始用の食材を買い求める人たちでにぎわう第一牧志公設市場=29日午前、那覇市(落合綾子撮影)

 31日まで営業するという二中前ミート店主の照屋紀子さんは「年末は連日忙しい。毎日これぐらい買いに来てくれたら最高なのに」と話す。「仮設市場への移転は不安。来年は盆正月だけでなく、普段からたくさんの県民に市場に来てもらいたい」と期待した。

 南城市から訪れた仲座よし子さん(83)は約4キロの豚の中身を買った。「2種類の中身が入っていて、やわらかく、スーパーで買うよりもいい」と太鼓判。「来年は生まれ年のいのしし年。元気よく、いい1年になってほしい」と話した。