今年のえとにちなみ、主役の座へ猪突猛進(ちょとつもうしん)ー。沖縄こどもの国では、琉球諸島の在来種リュウキュウイノシシの雌「おみね」(推定5、6歳)、イノシシとブタの交配種とみられる雄「いのっち」(推定16歳)の二枚看板が元気な姿を見せている。

元気いっぱいのリュウキュウイノシシ「おみね」=12月30日、沖縄市・沖縄こどもの国(金城健太撮影)

 農作物を荒らしたり人を襲ったりすることもあるため、害獣とされているイノシシ。しかし、多産で病気に強いことから「子孫繁栄」や「無病息災」の象徴といわれている。

 それぞれまだうり坊の頃にこどもの国にやって来た2頭は、人間にもすっかり慣れていて愛嬌(あいきょう)いっぱい。

 サツマイモが大好物で、果物や野菜など1日1キロ以上を平らげる。餌やりの時間になるとせかすように大きな鳴き声を出し、飼育員の森雅洋さん(29)の姿が見えると一目散に駆けよる。

 森さんは「パワフルな2頭にあやかって健やかな1年を過ごせるよう、ぜひ会いに来てもらいたい」と呼び掛けた。