手作りの電気自動車を省エネでいかに長距離走らせられるかを競う「エネルギー・チャレンジ・オキナワ2018国際競技大会」(主催・同実行委員会、共催・糸満市など)が12月30日、糸満市役所特設コースで開かれた。タイや東京、県内から学生、社会人でつくる10チームが参加。東京の社会人チーム「ゼロ・トゥー・ダーウィン・プロジェクト」が総合優勝し、糸満市の「高嶺中学校A」チームが総合4位と高校生以下のジュニアの部でトップに輝いた。

総合4位、ジュニアの部で1位に輝いた糸満市立高嶺中のメンバー=12月30日、糸満市役所

 大会では、スクーター用のバッテリー4個で、2時間以内に1周約700メートルのコースを何周できるかを競った。「ゼロ-」は73周を記録。大会は全国5カ所開催の全日本WEMグランプリ最終戦を兼ね、「ゼロ-」は総合得点で2018年のグランプリに輝いた。

 高嶺中は、いずれも3年生の赤嶺志恩さん(15)、濵野大地さん(15)、大嶺光輝さん(14)、徳里智晴さん(15)、儀間翔さん(14)、安里龍信さん(15)が、ABの2チームで出場した。競技車両は専門家による講習を受け6人で製作した。

 Aチームのドライバーを務め2時間で46周を走った赤嶺さんは「空気抵抗を減らすためフロントカバーを取り付けた。一定のアンペアの電流をキープして走ったのがよかったかも」と話した。

 ジュニア高校生の部1位は県立宮古工業高自動車機械システム科チームだった。

 実行委員長で琉球大工学部教授の瀬名波出さんは「チームで戦略を練るブレーン(頭脳)スポーツ。マネジメント力がつくプロジェクト型教育として県内で普及してほしい」と期待した。