19歳で父の跡を継いで三線職人となった仲嶺幹さん(42)。仲嶺三味線店(那覇市)の代表者の傍ら県三線製作事業協同組合の事務局長を務める。沖縄の伝統芸能を支える楽器の一つ三線は現在、推定で年間約2万挺(ちょう)が販売されている。しかし約8割を占めるのは海外産だ。