大弦小弦

[大弦小弦]全国高校サッカー選手権の2回戦が行われた川崎市の等々力陸上競技場…

2019年1月5日 09:20

 全国高校サッカー選手権の2回戦が行われた川崎市の等々力陸上競技場。1-6の大差で敗れた那覇西の中心選手は別れを惜しむように最後までピッチに残っていた。応援団が陣取るスタンドに深々と頭を下げる姿が印象的だった

▼主将で3年の東舟道尚吾選手。うるま市石川出身だが、高校近くに家族で引っ越してこの選手権にかけた。3年間の集大成で県勢5年ぶりの16強への躍進を期した挑戦が幕を閉じた

▼試合開始すぐに那覇西は強いチャレンジ精神を発揮し、流れを引き寄せた。リスクを恐れずにドリブルやパスを仕掛けるMF陣。DFの東舟道選手も果敢に攻撃的なポジションをとり、同点ゴールをアシストした

▼しかし後半、那覇西の長所が封じられると主導権を奪われ、効果的な反撃ができずに連続失点を喫した。チャレンジなくして勝利はないが、同時に「もろ刃の剣」にどう対処するかという重い課題も残した

▼「全国大会で勝つ経験を後輩たちに味わってほしい」。試合後、目に涙をためた東舟道選手は、自らが得た教訓を糧に後輩をサポートしていく決意を語った

▼小学1年から続けたサッカーは大きな区切りを迎えた。支えてくれた家族には感謝しかない。「少しでも親に楽をさせてあげたい」。全力を出し切った主将は公務員試験という新たな挑戦に歩み出す。(溝井洋輔)

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