泡瀬海岸を中心に熱田海岸、中城海岸、うるま市の赤野海岸、牧港の河口付近など、中部一帯は冬場のタチウオ釣りのホットポイントとなっている。砂泥が堆積した濁りのある水質の港内に数十匹単位の群れで侵入し、獰猛(どうもう)な歯で小魚などを捕食するフィッシュイーター。基本的には夜行性であるが、濁りを伴った水深のある港内では、日中でも数多くヒットさせることができる。

泡瀬漁港で100・3センチ、0・87キロのタチウオを釣った前田政勇さん=2018年12月26日

知念海岸で67.5センチ、5.85キロのマクブを釣った新垣玲緒さん=12月23日

志喜屋海岸で1・43キロのシルイチャーを釣った赤嶺龍さん=12月24日

西崎海岸で1.95キロのシルイチャーを釣った屋宜義信さん=12月22日

宜名真海岸で68・6センチ、3・31キロのバショーカーを釣った金城大地さん=12月20日

糸満海岸で1・04キロのシルイチャーを釣った平良英雄さん=12月19日

屋我地海岸で43.5センチ、1.45キロのチヌを釣った仲与根旭さん(右)と琉空さん=12月29日

泡瀬漁港で52・2センチ、2・75キロのチンシラーを釣った稲嶺幸貴さん(後)と希幸ちゃん=12月18日

泡瀬漁港で100・3センチ、0・87キロのタチウオを釣った前田政勇さん=2018年12月26日 知念海岸で67.5センチ、5.85キロのマクブを釣った新垣玲緒さん=12月23日 志喜屋海岸で1・43キロのシルイチャーを釣った赤嶺龍さん=12月24日 西崎海岸で1.95キロのシルイチャーを釣った屋宜義信さん=12月22日 宜名真海岸で68・6センチ、3・31キロのバショーカーを釣った金城大地さん=12月20日 糸満海岸で1・04キロのシルイチャーを釣った平良英雄さん=12月19日 屋我地海岸で43.5センチ、1.45キロのチヌを釣った仲与根旭さん(右)と琉空さん=12月29日 泡瀬漁港で52・2センチ、2・75キロのチンシラーを釣った稲嶺幸貴さん(後)と希幸ちゃん=12月18日

 いくつかある仕掛けのうち、近年のスタンダードはタチウオテンヤとなっているようだ。蓄光タイプのオモリを兼ねたヘッド部分に大きな一本針を備え、生エサとなるキビナゴなどを掛けて投入する。視覚へのアピールと匂いによる集魚性を兼ね、タチウオの群れを一気に釣り上げる可能性を持つ優れた仕掛けである。

 中城村の前田政勇さんは、昨年11月に入った頃から、連日朝夕のマズメ時に熱田海岸や泡瀬漁港に顔を出し、タチウオの動向を探ってきた。すると、キープサイズとなる60センチ以上が例年より早いタイミングで数釣れ始めていることから、周囲の釣り人と「今シーズンは豊漁だ」と話し合っていた。

 同12月26日の泡瀬漁港。水深4メートルある防波堤には多くのタチウオ狙いの釣り人が。すでに全員が何匹かを手にしているようだ。

 前田さんもタチウオテンヤLサイズにエサのミジュンをセットして素早く遠投。1投目から小気味よいタチウオの反応。スローリトリーブで足元に寄せ80センチクラスを防波堤に抜き上げた。

 群れがとどまっているのは海底から1メートル離した棚と判断。次投以降、仕掛けを狙った棚へ集中させると、キープサイズだけで合計27匹。その中でも80センチ以上の良型は10匹と大漁だった。(名嘉山博 釣りPower)