小さな町の小さなホテルで働く「ぼく」。世界中からやってくるお客さんから知らない国の話を聞き、この町について話す。町のことなら何でも知ってるからね。 夜、ベッドで目をとじる時、遠くへ行きたい気持ちがこみ上げてくる。仕事が落ち着いた夕ぐれ時、世界中からとどいた手紙を読むと、旅に出たくなる。