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米軍嘉手納基地、北側滑走路閉鎖へ 普天間に離着陸増か 騒音激化に懸念も

2019年1月9日 05:16

 米空軍嘉手納基地の北側滑走路で8日、滑走路の設備工事が始まった。工事終了の3月まで北側滑走路は閉鎖されるとみられる。当面は南側滑走路1本のみで運用せざるをえず、米軍機の緊急着陸などで南側も一時閉鎖された場合、他の機体が普天間飛行場や那覇空港にダイバート(目的地変更)するなど影響が広がりそうだ。

閉鎖され、工事が始まった嘉手納基地の北側滑走路=8日午後、嘉手納基地(読者提供)

工事で閉鎖される北側滑走路

閉鎖され、工事が始まった嘉手納基地の北側滑走路=8日午後、嘉手納基地(読者提供) 工事で閉鎖される北側滑走路

 北谷町と沖縄市に面する南側滑走路に離着陸が集中するため、騒音発生回数の増加も懸念される。本紙は米空軍第18航空団に事実関係を照会したが8日までに回答はなく、沖縄防衛局も取材に「米側に確認中」と述べるにとどめた。

 嘉手納基地では年間を通じ同基地所属のF15戦闘機などの緊急着陸が頻発。自走できず格納庫まで機体をけん引する作業により、滑走路が数十分にわたって閉鎖されることも少なくない。通常はもう1本の滑走路に他の機体を離着陸させる措置をとっている。

 工事に伴う滑走路閉鎖は2010~12年にも発生。当時の司令官は「普天間にダイバードする可能性が高くなる」と明言していた。

 嘉手納基地では1月8日午後も、米空軍の偵察機RC135の緊急着陸が確認されている。 

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