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県民投票不参加への対応は デニー知事、宮古島市長と面談へ 条例改正は「検討ない」

2019年1月9日 09:11

 沖縄県の玉城デニー知事は9日、県民投票の事務を実施しない意向を示している下地敏彦宮古島市長を訪ね、理解を求める。玉城知事が不参加意向を示す首長と直接面談するのは初めて。知事の求めに市長がどう答えるのかや、仮に応じない場合の県の対応も注目される。

 「投票の機会をぜひつくっていただきたい。それに尽きる」。玉城知事は7日、取材に対して、投票事務の実施へ理解を求める考えをあらためて強調した。

 県は、同市のように地方自治法に基づく県の勧告にも応じない自治体に対して、投票事務に法的義務の生じる同法の「是正の要求」を検討している。

 ある県関係者は「全市町村で実施するには、県が代わりに行うための条例改正が必要だろう」と語るが、県が改正検討との一部報道について、複数の県幹部は現時点で「検討していない」と否定。玉城知事も8日、「そういう協議はない」と語った。改正には県議会への提案が必要だが、県政与党からは「県から改正の話はない。改正しても2月24日の実施は間に合わないのでは」との声も上がる。

 玉城知事は「いろんな議論はあるが協議中であり、何か物事を決めたということはない」と強調。下地市長に自身の気持ちを伝えることが最優先との見解を示し、「(是正の要求などの)いろんな手続きは、そういうこと(面談)をやった後で協議していく」と話している。

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