時計の針を少し、巻き戻そう。小5の翼が担任の山本から体罰を受ける前、夏休み明けの9月の教室。子どもたちは落ち着きがなく、授業中も騒がしかった。この体罰問題には予兆があった、というのが養護教諭の優子先生の見立てだ。 震災の翌年で、優子先生は「2年目の荒れ」に警戒していた。