沖縄県産素材をメインにつくる「ヤンバルジェラート」を製造販売するヤンバル・カルチャー・ギフターズ(沖縄県宜野湾市、國場和雄代表)は書籍販売のTSUTAYA(東京都)と業務提携し、新たなジェラート専門店「ラ・ナーヴェ」を立ち上げた。昨年12月には岡山市内に1号店を開業。今年中に中国・四国地域を中心に5店舗の出店を計画する。将来的には両社による会社設立も検討し、10年以内に全国で100店舗を目指す。(政経部・川野百合子)

マスカルポーネやスイカが盛り付けられたヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供)

紅イモ、グランピスタチオ、マンゴーが盛り付けられたヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供)

ヤンバルカルチャーギフターズがツタヤと提携し、岡山にオープンさせたジェラート専門店「ラ・ナーヴェ」=2018年12月7日、岡山市(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供)

旬の県産素材などを使ってつくられるヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供)

マスカルポーネやスイカが盛り付けられたヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供) 紅イモ、グランピスタチオ、マンゴーが盛り付けられたヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供) ヤンバルカルチャーギフターズがツタヤと提携し、岡山にオープンさせたジェラート専門店「ラ・ナーヴェ」=2018年12月7日、岡山市(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供) 旬の県産素材などを使ってつくられるヤンバルジェラート(ヤンバル・カルチャー・ギフターズ提供)

 ヤンバル・カルチャー・ギフターズは宜野湾市のジェラート専門店「ラ・ボウス」を拠点に、県内で5店舗を展開する。勝山シークヮーサーや今帰仁スイカ、宮古島メロン、伊江産紅イモなど県産素材を使ったジェラートが人気だ。

 両社の提携は昨年12月7日付。ツタヤの親会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都)は、新しいライフスタイルの提案を企業理念に掲げており、地域素材を使った新しい食文化を創造するヤンバル社と理念が合致した。

 ヤンバル社は商品の材料提供や運営ノウハウの指導、スタッフの教育研修から、店舗内装やデザインまで総合的にプロデュースする。各地域の果実や名産品を使った新商品の開発にも取り組む。

 岡山県では、桃やブドウなどの特産品を使った新商品を想定。出店地域が増えるごとに扱える素材も増え、メニューの充実と規格外果実などの販路拡大に貢献できる。

 全国展開を見据え、今年7月ごろには糸満市内に工場を新設する予定だ。全国どこでも同じ品質の商品を提供できるように、素材をパウダーとピューレにして卸す。ジェラート世界大会でアジア人として初めて優勝した共同経営者の柴野大蔵氏が監修した味を誰でも再現できるようになり、地域での雇用が可能になる。

 國場代表は「農家と一緒に商品開発してここまでこれた。提携で全国の農産物との交易も期待できる。ジェラートを通して沖縄素材の魅力を全国へ発信していきたい」と語った。