那覇空港内で昨年11月に完成した航空機整備施設(MRO施設)が7日から本格稼働している。9日までに全日空の小型機2機が格納庫に入り、施設に入る機体整備の専門会社MRO Japanの整備士らが点検作業に当たっている。同日、報道陣に公開された。

那覇空港内の新航空機整備施設で、機体の点検作業を行う整備士たち=9日、那覇市大嶺(下地広也撮影)

 格納庫は大型と小型のドックが隣接し、それぞれにボンバルディアDHC8-400と、ボーイング737が入っている。

 同社は2015年9月の事業開始以来、約300機の整備を受託しており、年間100機程度の整備を計画している。県出身者も積極的に採用しており、石垣市出身の平安名勇太さん(20)は「緊張感はあるがやりがいのある仕事。沖縄の子に、夢は航空機整備士だと言ってもらえるよう頑張りたい」と語った。

 県がアジア経済戦略構想の重点戦略に掲げる「航空関連産業クラスター形成」に向けた中核施設に位置付けられ、今後は部品製造や物流業などの航空関連産業の集積も期待されている。