沖縄の冬の味覚、タンカンの初出荷式が10日、沖縄県名護市伊差川のJAおきなわ北部地区営農振興センターであった。本年度の出荷見込みは、前年度より約10%少ない420トンで、甘みがあり品質は上々という。この日は、県内向けに約15トン出荷した。出荷は2月末まで。

タンカンの選別作業をする従業員=10日、名護市・JAおきなわ北部地区営農振興センター

 本年度は豊作が期待できる「表年」だったが、台風24、25号の影響で5千万円以上の被害があった。出荷式でJAおきなわ北部地区柑橘(かんきつ)生産部会の宮城俊次会長は「自然災害の多い年だったが、残ったタンカンをおいしく出荷できるよう農家は頑張った。甘みと酸味のバランスの取れたおいしいタンカンを多くの人に食べてほしい」とPRした。

 海青こども園の園児27人が「やんばるのタンカン」の歌に合わせてダンスやエイサーを踊り、会場を盛り上げた。